The Accent Colour 作品紹介 (緑×高谷)

December 16, 2014

こんばんは!写真展では緑色を担当した高谷です。写真展にご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました!

 

前回の箭内部員に引き続いて、僕からは緑色の写真をご紹介したいと思います。

 

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写真展の紹介文にも書いた事なのですが、「緑色」というのは、比較的共通したイメージを持ちやすい色なのではないかと思います。例えば「自然」とか「安らぎ」とか「落ち着き」とか・・・もちろん、見方や使い方によってはそこに「毒々しさ」を見出すこともあるかもしれませんが、基本的には「緑」に対して、ポジティブかつ非常に静かなイメージを持つことが多いと思います。

 

少なくとも僕の場合は、「緑」という色に対してそのような確固としたイメージを持っていたために、少しでも気を抜くと、撮った写真の被写体が「木々や葉っぱや花」、あるいは「藻」といった「自然に存在する緑」に偏ってしまいがちでした(笑)。

 

もちろんそういった木々や葉っぱにおける「緑」は大変魅力的ではあるのですが、しかし多くの方にとって元々魅力的なものを、何の工夫も無く写真に収めてしまうと、「それをあえて写真に撮影する意味」や、ひいては「その写真を見てもらうことの意義」といったものが曖昧になってしまう恐れもまた感じていました。

 

要するに「わざわざ写真で撮影されたものを見なくても実物を見ればいいんじゃないの?」という事になってしまうのではないかと思ったのです。

 

せっかく写真展という形で広く見ていただく機会を設けたのだから、そのような事態は避けたいし、何より写真を撮影する自分自身が面白くない・・・緑色の写真を撮るにあたって、個人的にはこのような気持ちで毎回シャッターを切っていました。そして具体的には、「単なる『緑色の写真』に留まらない、見る人の想像力を少しでも掻き立てられるようなものにする」ことを心がけていました。

 

今回僕が写真展に出した作品に関しても、それぞれ中心となった被写体や、撮影した本人としての僕の思い入れのようなものもあるにはありますが、それとは全く別に見る人それぞれが多少なりとも自由に写真を見て想像できるようなものを選んだつもりです。

 

撮影した者としてのそのようなささやかな意図もあったので、写真展のうち僕の担当したコーナーでは、ポートフォリオに収録したものも含めた全ての作品に、あえてタイトルを付けませんでした。

 

以下で幾つかの作品を紹介していきたいと思いますが、それもあくまで「目安」であって、見る人は必ずしもそのような「作品紹介」に縛られる必要は無いということを申し添えておきたいと思います。

 

 

 

被写体となっている建物の壁と窓を境として、「薄暗い建物内部」と「窓の向こうに映る明るい緑色の外部」の対比が面白いと思い撮影しました。展覧会場では唯一、窓の前に吊るす形での展示方法を取っていた作品ですが、これは最初から意図されたものではなく、作品搬入日当日に諸事情を経たうえで福家部長が急きょ思いついたものでした。展示方法と被写体の内容が結びついた幸せな作品だったと思います。

僕自身はこの情景全体からある種の「追憶」のようなものを連想していました。

 

 

緑色を背景に、ピンク色に咲き誇る花と、花びらが落ちて黒い種が剥き出しになった状態という、二つの異なった相の「蓮」を撮影したものです。大げさにいうと、「生と死の循環」みたいなものが表現できればと思い、シャッターを切りました。

 

 

 

某駅構内の、改札口へと案内する、通路に描かれた表示です。鮮やかな人工的な緑色が個人的に面白かったのと、その時たまたま僕の前だけ人通りが途切れていたのを幸いに撮影しました、もちろん後ろから人が来ていない事を確認してのことですが(笑)。「右手に迫る暗闇」と「大きく描かれた緑色(の中の白抜き)の矢印」の対比が、「静かに、しかし確実に前進する意志」といったものを感じさせないかと考えました

 

僕の場合、全体的に「対比」を用いた写真が多かったような気がします。

 

これらの写真が、ご覧いただいた方にとって少しでも「想像力を刺激するもの」となっていたのだとしたら幸いです。

 

次回は大城部員が、「青」の写真の紹介をしてくれる予定です、お楽しみに!

 

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